元気なのに登園できない手足口病!ここはひとつ開き直って・・・
対応がまちまちな手足口病
手足口病にかかった場合、お医者さんや保育園・幼稚園によって登園に対する対応がまちまちです。
熱が無く、元気で食欲があれば登園可の幼稚園・保育園があります。
一方、熱が無く元気であっても、発疹が消えるまで登園させてくれない幼稚園・保育園があります。
お医者さんの方針もまちまちです。
なぜ対応がまちまちなのか
手足口病は、感染症予防法における第3種伝染病(学校生活を通じて流行が広がる可能性がある疾患)のその他の疾患に含まれるかどうかの解釈の違いによるものが大きいかと思います。
もう1点、手足口病はごくまれに重症化する場合がありますが、発疹が出るだけであとは単なる夏風邪です。
手足口病で登園停止になるならば、他の夏風邪でも全て登園停止にさせる必要があります。
また、手足口病のウイルスは、1ヶ月程度便から排出され続けます。
周囲への感染を完全に防ぐには、1ヶ月も保育園・幼稚園を休まなければなりません。
それは現実的ではありません。
しかしながら、周囲へ感染させてしまう可能性があるのも事実です。
ですから、パターン的には、医師は「熱が無く、元気で食欲があれば登園可」との判断が多く、保育園・幼稚園では、「水疱がかさぶたになるあるいは発疹が消えるまで登園不可」という対応が多いようです。
園によっては、解熱すれば登園可のところももちろんあります。
ここはひとつ開き直りを
手足口病は、口内炎がさほど痛まなくて食欲が有る場合、子どもが元気な場合がほとんどです。
それなのに1週間も仕事を休まなくてはならないのは正直痛いですよね。
しかし、子どもを預かってもらえないことにはどうしようもありません。
ここはひとつ、普段できないことをして開き直りましょう。
普段できない家事を
子どもが元気ならば、室内で遊ばせつつ、普段できない家事をしてしまいましょう。
不用品の断捨離や、キッチンの模様替え、ひたすらアイロンがけなど。
子どもを預かってもらえなくてモヤモヤした気持ちもリフレッシュできますよ。
家事の先取りを
おかずの下ごしらえや、保存食の大量製造をしてしまっても。
また、保育園や幼稚園の持ち物の準備も数日分まとめてやっておくとよいですね。
仕事復帰した時に少しだけですが仕事に専念しやすくなりますよ。
配慮をすればお出掛けもOK
熱が無くて食欲もあれば、お出掛けも可能です。
折角なので、土日では混んでしまうスポットにお出掛けしてしまうのも有りでしょう。
ただし、不意なくしゃみで周囲に唾液を飛ばしたりすると大変です。
マスクができればマスクを、マスクができなければ抱っこひもで周囲に唾液を飛ばさないように配慮してくださいね。
発疹が目立つ場合は、長袖長ズボンで隠した方が無難かもしれません。
また、妊婦さんや他のお子さんには接触しないように気をつけましょう。
転んでもタダでは起きない!
子どもが元気なのに登園できない、パパママも出社できないのは本当に悔しかったりもどかしかたりしますよね。
しかし、登園できない以上はどうしようもないです。
ちょっと不幸(?)だと思える時間、どうせならハッピーな時間に変えましょうね!