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赤ちゃんでもないのに、なぜまだ指しゃぶり?指しゃぶりの原因

赤ちゃんの時期(~12カ月くらい)を過ぎても指しゃぶりをするのは異常?

そんなことはありません。
3歳くらいまでは、2割程度の割合で、指しゃぶりをする子どもがいます。
実は、お母さんのおなかにいるときから、指しゃぶりを始めているそうですよ。
それでは、指しゃぶりをする原因を年齢ごとに追ってみましょう。

乳児期(0歳)の指しゃぶり

赤ちゃんは指しゃぶりをすることで、目と手を協調させて動かすことを学びます。(もちろん、指しゃぶりだけではないですが。)
また、いろいろの物をしゃぶって形や味、性状を学びます。指もその1つです。

幼児期(1歳~5歳)の指しゃぶり

退屈な時や眠い時に指しゃぶりをします。
入眠儀式のひとつになっていることも多いようです。
おもちゃで遊んだり、家から出て友達と遊ぶようになるので、昼間の指しゃぶりは段々と減っていきます。

学童期(6歳~)の指しゃぶり

学童期の指しゃぶりの原因は、幼児期の指しゃぶりが癖になっているという説が最も強いです。
また、精神面から、『さみしい』『落ち着きたい』など、指しゃぶりが心のよりどころになっていることもあるようです。
環境面でも、親との関係が悪かったり、家庭環境が落ち着かなかったり、その他の原因でもストレスを抱えている場合もあるようです。

次回は、なぜ学童期の指しゃぶりが良くないのかのお話をいたします。

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