この本ならちょっとは読んでくれるかも!?絵本が嫌いな男の子向けの絵本 その1
すこし絵本に興味をもってくれたら
前回のお話(子どもが絵本を読んでくれない)でお話したように、何とか興味のある分野の本(雑誌や図鑑を含む)を読んでくれて、慣れてきたら、ちょっとステップアップして絵本の読み聞かせに誘導してみましょう。
絵本が苦手なのは男の子に多い様子なので、男の子向けおすすめ絵本をピックアップしてみました。
ちょっとお下品(!?)系の絵本
ちょっとお下品ですが、「うんち」「おなら」「ちんちん」「おっぱい」など、下ネタ全盛期のお子さんに、開き直ってこんな絵本はいかがでしょう?
特に男の子はこういうノリが大好きですので、かなり喜んで読んでくれますよ。
ただし、パパママがイヤ~な顔をして読み聞かせるのはやめましょうね。
マンドリルおじさんのおなら
作:河辺花衣 / 絵:寺島ゆか / 出版:文渓堂
臭いおならが止まらないことに悩むマンドリルおじさんと、それを解決しようとする友達の小象やアフリカ中西部の動物たちのお話。
明るくおならを連発するマンドリルおじさんや仲間たちの様子に、我が家の長男は爆笑でした。
おならネタが好きな男の子に、是非どうぞ。
マンドリルおじさんのおなら [ 河辺花衣 ]
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おなら(かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)
作:長新太 / 出版: 福音館書店
自然科学的(医学的?)におならが、なぜでるとかどれくらいでるとか、臭いおならと臭くないおならの違いについて説明されている科学絵本です。
まじめな内容なのに大爆笑。
パパママも知らなかったおなら豆知識が爆笑しながら学べますよ。
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ノンタンおしっこしーしー
作:キヨノサチコ / 出版:偕成社
こちらはトイレトレーニング前くらいの2歳くらいの子におすすめです。
ノンタンや仲間たちがおむつ、おまる、トイレでおしっこする姿が可愛く描かれています。
我が家の長男は、ノンタンが失敗してしまう(それでも明るい)ページがツボに入ったようです。
ノンタン おしっこしーしー [ キヨノサチコ ]
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ちょっとスリルがある絵本
わんぱくだんのおばけやしき
作:ゆきのゆみこ・上野与志 / 絵:末崎茂樹 / 出版:ひさかたチャイルド
こちらの本は若干長めなので、飽きっぽい子にはお勧めできませんが、ちょっとした冒険心やスリルが味わえるようで、長男からリクエストが多いです。
最後に出てくるおばけが本物かどうか正体は明かされませんが、その正体について子どもと想像するのも楽しいですよ。
シリーズものなので、気に入ってもらえたら、わんぱくだんシリーズ内で何冊か続けて読んでくれるかもしれませんね。
わんぱくだんのおばけやしき [ ゆきのゆみこ ]
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男の子におすすめの絵本はこれだけではありません
次回は、絵本が嫌いな男の子向けの絵本その2として、展開の面白い絵本や言葉が面白い本をご紹介させていただこうと思います。