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幼稚園の預かり保育に落とし穴あり!そして救世主はこども園

幼稚園の預かり保育って何?

通常、幼稚園での一日の標準保育・教育時間 4時間(標準)です。
多くの園では、9時前後に登園して、14時に降園するパターンではないでしょうか。
そして、水曜日は11時半~12時降園。
しかし、最近は働いているお母さんが増えてきたこともあって、預かり保育(延長保育)を行っている幼稚園が増えてきました。
希望者は、朝は7時半~8時から夕方18時~19時頃まで預かってくれる預かり保育。
これなら、働きつつも幼稚園の教育を受けさせたいママは願ったり叶ったりです。
11時間近くあるので、近隣に勤めているのならフルタイム勤務でも可能かも!!

いつでも預かってもらえる訳ではないのです

ところがどっこい、幼稚園にもよりますが、特定日には預かり保育無しということがあります。
遠足などのイベントの日、面談の期間中など。
また、入園したての最初の1ヶ月間は預かってもらえない園などもあります。
そして、授業参観や祭り、運動会などのイベントが週末に行われると、その後の月曜日は振替休日になります。
大抵の園では振替休日や都民の日(市制記念日)、創立記念日などの”会社は休みにならない休日”に預かり保育はしてくれません。

幼稚園には長期休暇もあります

小学校同様、幼稚園には、夏休み、冬休み、春休みの長期休暇があります。
長期休暇中の預かり保育をしてくれる幼稚園もありますが、お盆休み等はお休みになる幼稚園が多いようです。

預かり保育どころかパパママが有給を取りまくる結果に・・・

もちろん幼稚園にもよりますが、幼稚園は保育園に比べ親が園に足を運ぶことが多いです。
遠足、個人面談、授業参観、祭り、運動会、保護者会、役員など。
それらのイベントの半分以上は平日日中に行われます。
入園決定後、入園までの数ヶ月の間に、準備保育と称して何度か召集をかけられる幼稚園もあります。
おじいちゃん、おばあちゃんなどの協力を得られない限りは、パパママが有給を取りまくる結果になってしまいます。
そしていざ冬、子どもが体調を崩した時には有給が使い果たされていたり・・・。

私の幼稚園に対する一番の不満

私はこの春、年少になった長男を、それまで通わせていた認定保育園から近隣の幼稚園に転園させました。
教育方針などあまり不満はありません。
とても気に入っている幼稚園です。
預かり保育の時間も長いですし、長期休暇中の預かり保育もお盆休み以外はほぼ毎日あります。
しかし、とにかく幼稚園に召集がかかることが多く、多い時は月4回くらい幼稚園に足を運んでいます。
個人面談も1学期は2回ありました。
預かり保育の条件としてはかなり良い方の幼稚園だと思いますが、こんな落とし穴があるのです。
いくら延長保育が長くても、働くママにはかなり辛いです。
この幼稚園では私の知る限り、おじいちゃんおばあちゃんに園児の面倒を見てもらえるご家庭以外は、フルタイム勤務のママは見当たりません。
私は在宅勤務(フリー)なので何とかなっていますが、就労時間が大幅に削られる時期があり、かなり堪えます。

救世主はこども園

共稼ぎしながらも幼稚園の教育を受けさせたいパパママの救世主はこども園。
保育園と幼稚園の良いとこ取りをしたこの施設。
ここ数年、各地に増えつつあります。(まだまだ少ないですが)
お子さんが年少を迎えるにあたり、幼稚園教育を考える場合は、是非選択肢に入れてみて下さい。

また、どうしても気に入った幼稚園がある場合は、園や先輩ママに預かり保育や園に足を運ぶ回数をよく確認して入園を検討して下さい。

ちなみに、私は教育方針の違いにより、近隣のこども園は幼稚園選びの選択肢から外しました。
この話はまた後日。

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