指しゃぶりをやめさせないといけないの?それはいつ?
前回は、指しゃぶりの原因についてのお話をしました。
今回は、指しゃぶりが子どもにおよぼす影響についてのお話しです。
指しゃぶりの影響って?
幼児期の後半(4歳~5歳)頃から、歯並びや歯の咬み合わせに影響が出てくるようです。
- 上の前歯が前方にでる(上顎前突、出っ歯)
- 上下の前歯の間に隙間があく(開咬)
- 上下の奥歯が横にずれて中心があわない(片側性交叉咬合)
- 前歯で咬めない
- 話し方が舌たらずになる
- 食べ物を飲み込む時に前歯の間から舌を押し出す
- 口呼吸をするようになる
やはり、指しゃぶりはやめさせるべきか
上記の指しゃぶりの影響を考えると、やはり指しゃぶりはやめさせた方が賢明ですよね。
小学生が指をちゅうちゅうと吸っている姿は、ちょっと見苦しいものもありますよね。
自然とやめてくれればベストですが・・・。
では、すぐにでもやめさせるか
指しゃぶりに関しては、3歳ごろまではまだ見守っていてよいそうです。
精神を安定させる効果があること、まだ歯並びなどへさほど影響が出ないことからです。
4歳頃からは、指しゃぶりによる上記のような影響が出てくるので、何らかの対応をした方がよさそうです。
次回は、指しゃぶりのやめさせ方について、具体的なお話をしたいと思います。