この本ならちょっとは読んでくれるかも!?絵本が嫌いな男の子向けの絵本　その2

絵本嫌いな男の子におすすめ絵本の紹介

前回に引き続き、今回も絵本嫌いな男の子におすすめ絵本を紹介したいと思います。
今回は、「ストーリー展開が面白い絵本」、「言葉が面白い絵本」という観点での紹介です。

ストーリー展開が面白い絵本

ストーリー展開の面白い絵本は大人が読んでも楽しめますよね。
私が楽しく読み聞かせる絵本は、息子にも楽しく感じられるようです。
ここでは、息子からのリクエストが多く、かつ自分もストーリー展開が楽しめた絵本を紹介します。

ないしょでんしゃ

作：薫くみこ　／　絵：かとうようこ　／　出版：ひさかたチャイルド

この本は、「もりのてつどう」の駅長さんが駐車中の電車のってウトウトしていると電車が走り出してしまい、思わぬところへ･･･。
ジェットコースターのような展開のファンタジーです。
1冊で、ジェットコースター的展開とほっこりした雰囲気を両方楽しめます。
文字通りジェットコースター的な場面では、臨場感あふれる読み方をするとお子さんに大ウケできるでしょう。
私個人的には、今まで息子に読んできた絵本の中でナンバーワンだと思っています。

ないしょでんしゃ [ 薫くみこ ]
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きょじんとみち

作：岡本よしろう　／　出版：ブックオフコーポレーション
この絵本は、大人が読んでも面白い･･･というか、大人向けの絵本かもしれません。
道路に巨人が立っていて通れない人々が、何とか巨人を説得して通してもらおうとするお話です。
場面ごとに脇役たちにまでいちいちツッコミを入れたくなる細かさがあります。
そして、最後のオチも、そうきたか･･･と。
巨人の発する「ならん」という言葉は、しばらくの間私と息子の流行語になりました。
ちなみにこちらの絵本、一般の流通網では扱っていません。
興味のある方はブックオフへ！

ⒸYoshiroOkamoto

岡本よしろう　絵本「きょじんとみち」発売！

言葉が面白い絵本

いただきバス

作・絵：藤本ともひこ　／　出版：鈴木出版

この本は、「ます」を「バス」と話すバスのダジャレが効いています。
また、バスをくすぐったり、バスが飛んでしまったり、展開も面白くなっています。

いただきバス [ 藤本ともひこ ]
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へんしんトンネル

作・絵：あきやまただし　／　出版：金の星社

この絵本は、「かっぱかっぱ・・・」と続けて言っていると、「・・・ぱっかぱっか」といつの間にか変わってしまうというような言葉遊びがテーマです。
息子は最初は意味がわからなかったようですが、何度か読むうちに意味がわかってきたようで、読み聞かせを楽しむと同時に、「むしむし･･･しむしむ･･･しむって何?」などと自分で応用を利かせるようになってきました。
この絵本を読んだ後に、子どもと一緒に応用できる言葉を探すのも楽しいですよ。