インフルエンザの潜伏期間と感染期間、そして対策に漢方薬
家族がインフルエンザに感染してしまった
家族がインフルエンザにかかってしまったら、「次は自分かな・・・?」とハラハラしますよね。
感染しないかもしれないとは言え、一体どれくらいの期間、感染を恐れてハラハラしなければならないのでしょう?
潜伏期間はどれくらいか
インフルエンザウイルスに感染してから症状が現れるまでの潜伏期間は、通常1~2日と言われています。
ヒトの口に侵入したウイルスは、上気道(喉の奥の方)の粘膜に付着し、約20分で細胞の中に入り込むそうです。
そして、ウイルスに感染すると、1つの細胞が8時間後には100個に増殖し、16時間後には一万個に、24時間後には百万個にまで増加します。
症状が現れるのは最短で16時間からだそうです。
まれに、5日間であることもあるとか。
感染期間はどれくらいか
インフルエンザは症状を発症後ウイルスが体内で活動する期間は約3~5日程度です。
熱も収まり体調が回復して3日経てば毒性のウイルスを拡散する心配もほぼありません。
ですから、潜伏期間も含めて、感染期間は7日間~13日間となりますね。
13日間とは、潜伏期間が5日、発症期間が5日と考えた場合で、大抵の感染期間は10日間くらいと考えてよいと思います。
手足口病などに比べるとかなり短いですよね。
しかし、感染期間が過ぎても数日はマスクを着用しているのが好ましいと思います。
潜伏期に何か対策はできないか
家族がインフルエンザにかかったけど、何とかそこで食い止めたい場合何かできないでしょうか。
実はすでに自分も感染して、潜伏期間なのかもしれない・・・。
そんな時、漢方薬が効くかもしれません。
例えば、麻黄湯。麻黄湯には抗ウイルス薬と同程度の治療効果があるそうです。
また、補中益気湯は、体力を底上げし、インフルエンザウイルスが気道粘膜に付着するのをブロックするのではないかと考えられているそうですよ。
ちなみに、麻黄湯はポピュラーな漢方薬の葛根湯の中にも含まれていますよ。
もちろん、マスク着用、うがい手洗い、室内の換気、できれば室内の消毒も忘れずに。
また、体力温存のためにしっかりと睡眠をとってくださいね。
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