母乳が足りない?ミルクでいいでしょ!
母乳神話に惑わされないで!
2015年、悪徳母乳ビジネスがニュースになり、『母乳神話』という言葉がまたまたクローズアップされました。
母乳神話とは、『母乳は万能』『母乳がよくて粉ミルクはいけない』という極端な考えです。
確かに、母乳には母親の持っている免疫を赤ちゃんに渡すという役目もあります。
しかし、何が何でもミルクをあげてはいけない訳でもないですし、粉ミルクが毒という訳でもないです。
粉ミルクにだってメリットはたくさん
粉ミルクには、母乳にはないメリットがたくさんあります。
- 母乳には少ないビタミンDが入っているので、クル病予防には母乳より効果的。
- 産後半年以上経っても、栄養価は落ちない。
- ママが薬を飲めるので、ママの体調不良が長引かない。
- パパやじいじ、ばぁば、おにいちゃんやおねえちゃんにも授乳が可能。
- ママがカフェインやアルコールを飲めるので、ママのストレス解消にちょっと役立つ(?)
- 乳房の形が崩れにくい。
などなど・・・。
赤ちゃん育児に大事なのはママの心身の健康
母乳神話を頑なに守ろうとしているママ、かえって心が不健康になっていませんか?
母乳が足りなかったり、おっぱいのコンディションが悪かったり、頻回授乳が続いたり・・・ストレスが溜まりますよね。
でも、ちょっとミルクを足すだけで解決できることもあるのです。
母乳神話を頑なに守ることと、ママのストレスが少なくてゆったり赤ちゃんに接すること、どちらが育児に大切でしょうか?明白ですよね。
次回は、母乳とミルクについて、筆者の実例をお話したいと思います。