育児のお悩みに効くTips

育児の悩みにちょっと効く小技やテクニックを

【2015年秋】静かに流行中! 流行性角結膜炎(はやり目)って何??

次男、流行性角結膜炎(はやり目)疑惑

数日前から風邪をひいている次男。
熱は無く、食欲旺盛で元気なので、かかりつけ医で指定感染病ではないことを確認して保育園へ登園中。
しかし昨日、降園時に保育園の看護の先生からお達しが。
『次男君、左目充血していますよね。きっと風邪のせいだとは思うのですが、もしかしたら流行性の結膜炎かも知れません。最近流行っているんです。明日、登園前に眼科へ行って、確認してから登園して下さい。』
との事で・・・。

そして今朝、登園前に眼科へ行って診察をして頂いたところ、
『診察だけで確定はできないけど、おそらくはやり目(流行性角結膜炎)ではないだろう。』
という診断を頂けました。
ということで、先程、かなり登園時間を過ぎていましたが保育園に送り届けてこられました。

正直なところ、充血くらいで大げさな対応だなぁ・・・と思っていたのですが、その考えはちょっと間違っていた様です。

流行性角結膜炎(はやり目)とは?

そもそも、流行性角結膜炎(はやり目)とはどんな病気なのでしょうか?

流行性角結膜炎は、アデノウイルスに感染する事でひきおこされる角結膜炎の1種です。
このウイルスはとても感染力が強く、この角結膜炎は昔から「はやり目」と呼ばれています。
とくに角結膜炎が始まって最初の数日間はもっとも他の人に伝染させてしまう可能性が高い時期です。

アデノウイルスの中には、この他にも、プール熱(咽頭結膜熱)を引き起こすタイプのウイルスもあります。

目薬

流行性角結膜炎の流行状況(2015年秋)

国立感染症研究所の感染症発生動向調査によると、2015年34週(8月17日~8月23日)以来、流行性角結膜炎の患者数(定点当たり報告数)が増えているようです。
例年の1.5倍以上はいるでしょうか?
例年であれば、38週(9月中旬頃)から患者数が落ち着くようですが、今年はまだ落ち着いていませんね。

【リンク】感染症発生動向調査 (IDWR) 感染症週報 / 国立感染症研究所 

おわりに

次回は、流行性角結膜炎(はやり目)の症状や治療法など、詳しいお話をまとめてみたいと思います。

 - 感染症, 病気, 身体の悩み , ,