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今年は効果が期待できる!? でも値上げ必至!! インフルエンザワクチンが4価に!!(2015-2016)

インフルエンザワクチンが平成27年度から4価になります!

インフルエンザワクチンが4価になる・・・と、いきなり言われても意味がわかりませんよね。
一体どういうことでしょうか?

今までのインフルエンザワクチンは3価ワクチンと言って、以下の3種の株がワクチンに含まれていました。

  • A型(以前で言う新型ブタインフルエンザ)
  • 季節性A型(A香港型)
  • 季節性B型の山形系統かビクトリア系統のどちらか

上記のそれぞれの型の中から、流行りそうな3種の株を選定してワクチンにしていました。
季節性B型のウイルスは山形系統とビクトリア系統に分かれますが、以前はシーズン毎にどちらかの系統が流行していました。
しかし近年、山形系統とビクトリア系統が同時に流行する傾向が出てきたので、今シーズンから4価ワクチンになったということです。

  • A型(以前で言う新型ブタインフルエンザ)
  • 季節性A型(A香港型)
  • 季節性B型(山形系統)
  • 季節性B型(ビクトリア系統)

【参考リンク】
国立感染症研究所HP <通知>平成27年度インフルエンザHAワクチン製造株の決定について
厚生労働省HP 平成27年度インフルエンザHAワクチン製造株の
検討について(回答)(PDF)

予防接種

予防接種代値上げは必至

B型インフルエンザに対して、効果が期待できる話ですが、反面残念なお話も。
インフルエンザワクチンが4価になり、ワクチン代(医療機関がワクチンの製造会社に支払うもの)が、何と50%値上がりしたそうです。
ということで、どこの医療機関でもインフルエンザの予防接種代は値上がり必至だと思われます。
だいたいの医療機関では30%~50%の値上げになるのではないでしょうか?
サーチエンジンで「インフルエンザ 値上げ」と検索すると、たくさん出てきます。

高いワクチン代にはなりますが

お子さんが12歳までは、予防接種は2回で、かなりの金額になってしまいますね。
しかしながら、お子様がインフルエンザにかかり、それがパパママにうつって・・・などと考えると、どうでしょう?
働いているパパママはできるだけお仕事をお休みしたくないでしょうし、小さいお子様にうつったら合併症が心配。
少しでもインフルエンザに感染するリスクはおさえておきたいものですよね。
インフルエンザにかかった時のコスト(有給や時間)と予防接種代をよくよく秤にかけて検討してみてください。

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