裸足育児の落とし穴!? 冬のフローリングで子どもがしもやけに!!
裸足育児の推奨について
日本では、裸足育児が推奨されています。
その理由としては、
- 足のアーチの発達を促す
- 脳が発達する
- 運動神経が発達する
- 免疫力が上がる
などが挙げられます。
また、発育以外の観点からは、フローリングでの転倒防止などの理由もあります。、
冬のフローリングはとにかく冷える
冬のフローリングはとにかく冷たいですよね。
我が家ではリビングにも床暖房が入っていないので、とにかく床が冷えます。
そんな中でも裸足になってしまう子どもたち・・・寒そうですが。
しかし、赤ちゃんや幼児は大人に比べ体温が高く、大人ほど寒さを感じていないようです。
よって、寒そうでも裸足育児OK!!
・・・と思いきや、ここに落とし穴。
しもやけになってしまう可能性があるのです。
しもやけになってまで裸足育児にこだわる?
しもやけになると、手足が痛痒くて何とも言えない感覚に襲われますよね。
幼児だとぐずりがひどくなりそうです。
しもやけになってまで裸足育児をすることは・・・辞めた方がいいと思います。
しもやけになって変な歩き方をしはじめたら・・・?
しもやけになって、集中して遊べなくなったら・・・?
それこそ、裸足育児のメリットはなくなってしまいます。
しもやけ予防法
とはいっても、やはり裸足がいい!!
というか、我が家の子どもたちがそうなのですが、室内に入ると靴下を脱ぐ癖をつけてしまっています。
そこで、しもやけ防止法を数点。
- フローリングにタイルカーペット等を被せる
- 数十分おきに足指をつかった動き(じゃんけん、物をつかむ等)をさせる
- レッグウォーマーを履かせる
- お風呂で手足をよくマッサージする
それでもしもやけになりそうであれば、残念ですが、あきらめて、室内履きなり靴下を履かせてしまいましょう。
また、子どもの様子を見て、寒そうであれば靴下を履かせる、上着を着せる、室温を上げる等をして、しもやけと共に冷えによる体調不良も防止しましょう。
子どもが寒いと言わなくても、以下のようであれば身体が冷えてしまっています。
- 顔色が蒼ざめている
- 唇が紫色
- 震えている
- ふくらはぎや腕が冷たい
ここで間違えてはいけないのは、『手のひらや足の裏は冷たくてもOK』という点です。
手のひらや足の裏が冷たくても、ふくらはぎや腕が暖かければ、身体は冷えていません。
しもやけになってしまったら
もしもしもやけになってしまったら、できるだけ早く皮膚科を受診することが望ましいです。
ヒルドイドなど、皮膚の保湿をしつつ血行を促す薬を処方してもらえます。
薬局にも、しもやけに効く市販薬がありますので、薬剤師さんに相談してみるのもよいでしょう。
とにかくしもやけの患部の血行をよくすることを心がけ、手足をよく動かしたり、さすったりしましょう。
お風呂でマッサージはかなり効果的ですよ。
おわりに
裸足育児のメリットを享受したいところですが、そのために健康を害してしまうのも本末転倒ですね。
子どもの様子をよく見て上手に取り入れたいところです。