早くも学級閉鎖!2015年もインフルエンザ流行のピークは早め!?
9月ですが
国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報 2015/16シーズンでは、2015年36週(8/31~9/6)には、早くも11件のインフルエンザウイルス検出報告があったようです。
都道府県別検出数によると、茨城県が若干多く、あとは、新潟県、三重県、兵庫県、沖縄県で検出されているようです。
そして何と、9月にして学級閉鎖を行った学校も。
2015年37週(9/7~9/13)までには、北海道、神奈川県、長野県、愛媛県、沖縄県で、学級閉鎖が行われた学級があるようです。
特に愛媛県では他の都道府県に比べ患者数が多いようです。
インフルエンザウイルスは近くまで
インフルエンザウイルスは案外自分の近くまで来ているものですね。
北海道や沖縄、本州でも、一つの地域に集中してインフルエンザが発症しているわけではなく、全国的に、少しずつポツポツと発生してきているのが何とも不気味ですね。
今シーズンは例年以上に大流行する!?
そんな中ささやかれる懸念。
2015-2016シーズンは、インフルエンザが大流行するのではないかという懸念があります。
原因は、インフルエンザワクチンが4価になり、予防接種価格が高騰したため、予防接種の接種率が下がるだろうという予想から来ているようです。
確かにその可能性はありますが・・・。
予防接種の費用を確認
私は今日たまたま次男を小児科へ連れて行ったので、ついでにインフルエンザ予防接種の今シーズンの価格もチェックしてきました。
子ども(2回接種):6000円 (昨シーズンは5000円)
大人 (1回接種):3900円 (昨シーズンは3500円)
でした。
ワクチンの卸売価格が1.5倍に跳ね上がった割には、良心的なアップ率だったと思います。
皆様も、かかりつけ医の予防接種費用をチェック!
流行の立ち上がりが早まりそうなので
昨シーズン、インフルエンザの流行開始時期は11月下旬で平年より2週間程度早い立ち上がりだったようです。
既に、学級閉鎖も出ていることから、今年も流行の立ち上がりが早いのではないかと予想されます。
予防接種してから抗体ができるまでの期間は、個人差がありますがおよそ2週間かかります。
インフルエンザ予防接種を受ける予定の方は、お早目がよいかと思います。
【参考サイト】
国立感染症研究所 インフルエンザ
【関連ページ】
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